福岡教育連盟は教育の正常化を目指し、日々教育活動に励む教職員の集まりです。

とっておきの委員長の部屋

506号室

令和元年10月29日

「歴史をふりかえり 新しい時代を切り拓くために」

皆様、こんにちは。福岡教育連盟、執行委員長の藤野英二です。
来月、11月24日の午後1時半から北九州市八幡西区の黒崎ひびしんホールで、「第46回福岡県父母と教師の教育交流大会」を開催いたします。私たちは昭和47年の創立当初から、子供たちの教育には地域・家庭・学校の連携が不可欠であると考え、毎年1回、福岡県内の様々な地区で、本大会を開催してまいりました。

今大会のテーマを「温故知新~令和の時代に伝えたいこと~」としました。第1部では、地元の伝統芸能である「折尾神楽」を鑑賞いただきます。演目は「大蛇退治」、複数の大蛇の迫力ある動きをお楽しみいただけます。第2部では、日本文学研究者で国文学研究資料館長のロバート キャンベル氏にご講演いただきます。演題は次の通りです。
「歴史をふりかえり、新しい時代を切り拓くために」

「即位正礼殿の儀」(10/22)の翌日、読売新聞にロバート キャンベル氏の、次のようなコメントが掲載されました。
英国の欧州連合(EU)離脱問題など世界中で分断や対立が広がる中、約400人の外国賓客が集い、天皇陛下の即位の儀式を見守った。緊張関係が続く韓国からも首相が参列した。このように政治から距離を置いた国際親善の場ができたのは皇室があるためで、日本が世界に誇るべきものだ。

日本人が守り、受け継いできたものを、私たち日本人は誇りに思うべきだと言われています。ロバート キャンベル氏は、長年に渡って日本文学を研究され、私たち以上に日本という国を理解されているのかもしれません。

11月24日、日曜日の午後、黒崎ひびしんホールへ多くの方々にご来場いただき、新しい時代の教育について、ともに考え、ともに行動を始めるきっかけ作りの場としたい、そんな思いで、北九州の先生方を中心に準備を進めています。

私たち福岡教育連盟には6つの綱領があり、そのうちの一つが次の通りです。
「われわれは、日本の歴史と伝統、文化を尊重し、我が国と郷土を愛する心を養う教育を実践する」

「我が国と郷土を愛する心」は「おもいやりの心」に繋がるのではないでしょうか。