平成28年12月6日
日高教第63次全国教育研究集会に参加しました。
平成28年12月3日、4日の両日、福島県郡山市「郡山ビューホテル」にて日高教主催の第63次全国教育研究集会が行われました(主管団体は福島県高等学校教職員組合)。
初日の開会行事ではまず日高教の山尾宏中央執行委員長と福島高教組の板倉誠実執行委員長が挨拶。その後、来賓として文部科学省の藤原誠初等中等教育局長が挨拶を行いました。
記念講演
演題「日新館教育」に現代を学ぶ 講師 宗像 精氏(会津藩校日新館館長)
会津藩校日新館館長の宗像氏は元会津若松市教育委員会教育長。有名な「什の掟」の現代版である「あいづっこ宣言」の策定委員会座長を務められました。氏は「仁」と「義」を貫く会津藩の精神的伝統文化を青少年に継承すべく活動を推進しており、日本民族が高い人格を身に付け、世界を覚醒させることこそが求められていること、そしてそのためには儒教を中心とした道徳教育を行うことが重要であると述べられました。教師としての軸を改めて見直す契機となる講演でした。
2日目は四つの分科会にわかれ、各県の代表がそれぞれ研究発表や実践発表を行いました。
福岡教育連盟からは、福岡県立須恵高校教諭の田中幸二郎先生が、「志を育てる書道教育の実践」と題して発表を行いました。書道を通して人間教育を行うことを目指す田中先生は、先人の足跡を紹介し、「価値」を考えさせることを足がかりに生徒自身に自らの使命を考えさせる活動を紹介しました。
他県の発表からも学ぶことの多い充実した教育研究集会でした。
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