福岡教育連盟は教育の正常化を目指し、日々教育活動に励む教職員の集まりです。

日常の活動

Activity

平成28年6月18日

青年部・特別支援教育部・義務教育部総会・研修会

 6月18日、福岡リーセントホテルで青年部、特別支援教育部、義務教育部の総会・研修会がそれぞれ開催され、その後、3部合同で講演会、名刺交換会を行いました。また、並行して、同会場にて第2回講師研修会も開催されました。

 青年部研修会では、グループに分かれて「学校の特色化・活性化」について意見交換を行いました。若手教師の視点から、各校の特色化・活性化の取組や課題についての協議、新たなアイディアの提案が活発に行われました。


 特別支援教育部研修会では、今年度のテーマ「つなぐ 特別だけど特別じゃない支援教育」に基づき、各校の分会の状況、今後の研修のあり方、特別支援教育の分析・環境整備について、意見交換を行いました。


 義務教育部研修会は、義務教育部長が中学校での様々な取組について実践発表を行ったのち、参加者で道徳教育やアクティブラーニングについて、協議しました。


 講師研修会は、インクルーシブ教育システムの構築に関するテーマで、集団討論を行い、その後、田中靖人先生から「次世代を担う教師を目指して」と題して、ご講演をいただきました。採用試験を一ヶ月後に控えて、モチベーションを大いに高めるとともに、教師のすばらしさを改めて実感する研修会となりました。


 その後、青年・特支・義務の3部、そして講師が一同に会し、大分大学教職大学院教授の今村裕先生より、「インクルーシブ教育システムの構築に向けた今後の教育のあり方」と題して、ご講演をいただきました。インクルーシブ教育を含め、現在の学校教育の課題や国の教育改革について、ユーモアを交えながら分かりやすくお話しいただきました。


 最後は、名刺交換会。連盟員、連盟講師、そして講演会講師の先生方やご来賓を含め、約40名が参加し、学校種や職種の垣根を超えて、楽しく、そして熱く教育について語り合いました。今回の研修会のテーマ「集え!次世代を担う教師たち」に相応しい、会の締めくくりとなりました。