第28回
平成28年1月4日
~筥崎宮玉取祭~
新春1月3日に、毎年筥崎宮にて行われる玉取祭は、約500年前に始まったとされる伝統行事です。玉せせりとも呼ばれます。
締め込み姿の競り子が陸組と浜組とに分かれ、陰陽一対の珠宝のうち、陽玉を奪い合いながら進みます。この陽玉は直径28cm、重さ8kgあり、頭上にかざすと幸運を授かるとされています。
今年参加した約320名の競り子は、玉取恵比須神社を出発し、威勢よく掛け声を上げ、勢い水を浴びながら筥崎宮の楼門を目指しました。
楼門の扉で待つ神官に陽玉を渡すのが浜側なら大漁、陸側なら豊作に恵まれると言われています。今年は浜組が渡し、陰玉とともに神前に納められました。
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